みどりの風 第9号【2003年9月号】

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平和への想い 〜原水爆禁止世界大会に参加して〜

 8月6日から9日まで長崎で開催された原水爆禁止大会に参加してきました。この四日間で被爆遺構、碑めぐり、原爆資料館など訪れ、そこで改めて感じたのは原爆のすさまじい威力とそれを受けた人々の大きな苦しみでした。戦争を知らない私ですが、世界大会での被爆者、核被害者の方々のお話を聞き、二度とこのような事が起きてはならないと強く感じました。

  「宮城野の里」では、お一人お一人を大切にする介護を目指しています。戦争や原爆は、その反対側にあるものだと思います。しかしながら、現実は世界で戦争が起こっています。その中で自分にはなにができるのだろうと考えました。ある参加者の方が「自分にできる小さなことから始めよう」と話されていたのを思い出し、今回の大会で知った原爆の惨めさや、被爆者の方々のお話を自分の身近な人へ伝え、知ってもらうことから、私も始めたいと思います。

介護職 成田香奈子

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宮城野健康福祉友の会 班会で楽しく健康づくり

 7月15日(火)福田町駅前班では10名参加のもと、2ヶ月に一度の班会をひらきました。

  「健康の自己管理はいかがですか」と題し、福田町クリニック保健師、尼ケ崎ゑみ子さんの指導のもと、以前行った尿検査の結果とその後の生活について話合いました。また、医療費改定後の問題点や特別養護老人ホームの入所基準について勉強しました。

  班会はためになることを学ぶだけでなく「楽しみながら」集まる事を大切にしています。今回は、おいしいものを食べよう、ということで、民医連の月刊誌「いつでも元気」7月号、夏バテ予防のお料理記事を参考にしながら「豚肉と野菜の梅肉醤油かけ」を皆でつくり、食事会をしました。「さっぱりしていて美味しい」と話もはずみ、大好評でした。

  • 友の会は健康づくりに興味をお持ちの方は、どなたも入会できます。(年会費/一世帯千円)
  • 「友の会だより」で、様々な情報や班会・行事のご案内をいたします。

お問い合わせお待ちしてます

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ボランティアだより

毎週土曜日、古布の裁断にきてくださっている、佐藤かつ子さんをご紹介します。

きっかけは?
社協のボランティア講座の受講の後、ここの募集を知りました。

高齢者福祉施設でのボランティア活動は、いかがですか
今、私が健康で過ごすことができるのも、親をはじめ、まわりの方々のおかげと感謝いたしております。少しでも元気なうちに、必要としてくださるところに、必要なお手伝いをーと考え、できることから始めようと思いました。

古布の裁断について
初めは先輩に教わりながら、少しずつ慣れてきました。
施設には、たくさんの古布が届けられます。提供してくださる方から、必要としている方への橋渡しですので、裏方としての心を大事に裁断しています。
デイサービスの楽しい語らいや、歌声が聞こえ、皆さんの笑顔にお会いするたびに、私もパワーを頂いております。
いつも心をこめて丁寧に仕上げてくださいます。地味な作業ですが、しっかりと支えていただいています。