みどりの風 第12号【2004年5月号】

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ケアハウスみんなでうたおう会

春をむかえて

ケアハウス みんなでうたおう会 寒かった冬がすぎて、暖かな日が続くこの頃、昼下がりのケアハウス2階からは、美しい歌声が流れてきます。

 ケアハウスでは、「おもと会」と名づけた自治会をもっており、様々な活動をおこなっています。その一環として、大きな声を出すことが健康のためによいと知り、この「みんなでうたおう会」を月1回始めました。

 その後、出演依頼のお話を頂いてからは、練習をするようになり、現在は週2回行なっています。6月に行われる「宮城野の里」まつりでは、グループ名も「コーラスめだか」として、発表予定です。

 はじめは、少し遠慮したり、照れたりしましたが、だんだんと声が大きく、のびのびと出るようになってきました。高音と低音のハーモニーもうまくそろい、その歌声は1階へも響くほどです。

 春の歌をうたえば暖かな思いにひたり、明るい歌は陽気な気分に、初恋の歌は懐かしく・・・。

 なにより歌をうたうと、体がほぐれ、顔もにこやかになり表情が明るくなります。身体にも心にも楽しい「うた」、聞いている私達も楽しくなる「うた」をこれからも聴かせてくださいね。

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長寿に乾杯! 自費出版のご紹介

佐藤 やを著 「アリさんと一平君」

自費出版 佐藤やをさんは、今年98歳で、「宮城野の里」デイサービスを毎週土曜日にご利用なさっております。このたび「アリさんと一平君」という2冊目の絵本(1冊目は「黒犬ゴンタくん」)を自費出版なさいました。

 「私は、俳句のほうをしているので、これまで俳句と随筆の本を書きました。童話は3編創っていますが、これで2冊絵本にしました。

 絵をつけてくださったのは、何度も河北展に入選されている隣村の澤瀬きよ子さん(福室在住)という方です。

 甥が生まれ、とってもかわいくて書きました。私は、子供を亡くしておりますので・・・。家から200メートルのところに、私がお嫁に来た当時は、高砂小学校に通うのに渡し船があったんですよ。そんなことを今昔混ぜて書きました。」と話してくださいました。やをさんの温かなお人柄がしのばれる素敵な絵本です。「宮城野の里」に寄贈していただきましたので、どうぞお手にとってご覧下さい。


沖 直子著 「ひたすらに歩みつづけて」

自費出版 もうお一人ケアハウスにお住まいの沖直子さんは、「ひたすらに歩みつづけて」という画文集を出版なさいました。沖さんは市会議員・県会議員をなさるなど、みんながしあわせになる住みやすい社会にしたいと長年社会活動にかかわってこられました。

 88歳になられて、これまでのこしかたを振り返って、この本をまとめられました。ご趣味で描かれていた水彩画や油絵もたくさん入っており、沖さんの誠実な、しかしご苦労の多かった88年のひとすじの歩みに彩を添えています。

 500部を出版し、千円で読みたい方にお分けしていたそうですが、もう完売で、沖さんの手元にはないそうです。「別にみんなに読んでもらおうと思って作ったわけではないけど、でもこれからの社会を担う若い人たちに読んでもらいたいとは思います。何も世の中のことを知らないで生きてきて、戦争に巻き込まれ、これではいけないと思って戦後社会活動を始めました。そのことを伝えたかった・・・。」と話してくださいました。

 この本も、「宮城野の里」に寄贈いただきましたので、皆様、是非ご覧下さい。

(小野)

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みんなの気持ちがカタチになる

 2005年4月スタートを目指して今、利府町赤沼に建設準備室が設置されています。地域の皆様をはじめとして、様々な分野からの協力を得る為、そしてみんなの希望を理想を夢を現実のものとする為に、少数精鋭で奮闘しています。

 建設準備室では特別養護老人ホームの建設に関わり利府町や宮城県庁との調整や、設計図の打合せ、また、住民組織「福祉まちづくり住民の会」に入会していただくための活動が行なわれています。現在は、国庫補助金の交付の決定がなされ、特養の建設を実際に施工する工事業者を選定するための「入札」の準備に追われています。只の施設を作るわけではなく、利用者の皆様のための大切な家を作る大事な決定を行なわなければならないわけですから、十分な調査、分析、検討を慎重に行なっています。その作業だけでも膨大な時間が費やされています。

 準備室への問い合わせの数も日ごとに増しています。「入所」に関する問い合わせがやはり一番多く、利用を希望されている方々の切実な思いを日々感じています。「入所」の受付については9月〜10月頃を予定しております。問い合わせには「住民の会」特別養護老人ホーム建設準備室に関するものも多く、地域住民の方が福祉施設ができる事におおいに関心を持ち、歓迎しているという事を知る事ができました。

 私達が今作ろうとしているのは、施設ではなく家です。住む人の夢や思いを叶えることができるように、皆さんの期待に応えられるように全力を尽くしています。この福祉のまちづくりはまだ始まったばかりです。皆さんの力を必要としています。

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2004年4月1日 ヘルパーステーション宮城野の里オープン

ヘルパーステーション宮城野の里オープン おかげさまで今年4月、念願のヘルパーステーションがオープン致しました。訪問介護は、皆様に最も身近なサービスです。私たちの支援は皆様の生活のほんの「点」ですが、その点が線となり、各方面と連携され、皆様を支援する太い絆となることを願っています。

 住み慣れたご自宅で、より良い生活を続けていけますよう、職員一同、一回一回の訪問に心を込めて臨みたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

ヘルパーステーション主任 菅井 博子